伊島りすとの美しいもの千夜一夜

2009/11/27: MJ回帰

それまでぼくはマイケルジャクソンを忘れていた。

うかつにも、とかではなく完全に忘却していたのだ。もう過去のひとというより、消えていたといったほうがいいかもしれない。おそらく彼はぼくの中で1990年代の終わりごろから少しずつ死んでいたのだろう。そして、亡くなってしまった親しかった友達のことを忘れるように、ぼくは彼のことを忘れていた。
あのときまでは――。

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